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十字架のように美しく飾られた肉
君はまるで殉教者のようだね。
想像、妄想、恐怖。
現実、到達、
その次は恐らく至福。
久しぶりに撮影に行ってきました。
パイソンさんはとても上手なカメラマンさんで
綺麗に撮って頂きました!
くっきりと残る編み目の跡。
まるで皮膚の下に埋め込まれたよう。
この赤黒い痕から
体と心の奥に浸み込んでいったものは
時間と共に様々に変わっていって
今は君の精神に痕を残しているのだろう。
関節を越えるのが1つのハードル。
すぐには手に入らない領域、
目を閉じて感触を味わう。
ワイヤーの棘は
噛み付くように喰い込んで熱い。
痛みの性質が違うのは感じられると思う。
出来る限りタイトになるよう
引き絞る。
千切れそうな感覚がずっと其処にあるままで
隙間を通ってゆく冷たい痛み。
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