- ホーム
- Home
涙が流れるようにゆるゆると落ちる赤
これは甘い香りがするのではないかと思うような
汗に紛れる感情は
様々な色を残してゆき
こんなに儚く脆く確実なものも良い。
象の鼻みたいに吊り上ったそれって
ヒトの器官でもお前の大切な物でもなく
私の玩具。
作品とかオブジェとかそんな名前ではなく
私にとっては肉、組織、玩具。
だからこそ愛おしい。
下から上へ真っ直ぐに。
食材が炙られる前のよう。
こんな時でもお前は快感に飲み込まれぬよう
耐えている。
もっと容赦無くというその一言は、
いつも私の心を喜ばせる。
- ホーム
- Home
最新コメント