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可愛い下着とタイツなのに
要らないものがついてるね。
タイツに張り付けられて外れなくなった。
どうされるんだろうって不安がってるけど、
君が想像した事は本当に
”されたくない事”?
なのに脳裏に浮かぶ?
不思議だね。
ふと気付くと
まるでそこだけ切り取られた絵のような
息をのむような美しい瞬間が張りついている
何度目にしても心を奪われるのは
脳の奥で感じる反射的なものだから
なのだろうか。
綺麗だね、キラキラしてる。
大粒の存在感、徐々に重さへ変わっていく。
形のある圧倒的な現実の感覚が
アンカーのように繋ぎ留め安定させるのか
自分の体の一部であるのは
この金属だけでなく、その願望も。
初めての試みに覚悟を決めてきた
想像の中で君はどんな姿になっていたのだろう
そして現実は君をどこへ連れて行ったのか
儀式のようにゆっくりと静かに流れる時間
でも満たされるような笑顔だったと思う
よく頑張ったね。
肉に埋め込まれるのは金属
隙間に捻じ込まれるのもまた
冷たい感触と濡れた光の異物
いつしか肉体は自らの一部と認識する
その重さこそが
お前の願望と現実を繋ぐアンカー。
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