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ゆっくりと、長く遠く。
着実に計画通りに進む段階的なものは
いつか到達点がある事を望んで進むのではなく
自らの抗えない願望と現実の速度を
最もバランスに支配される距離と空気の中で
全てを揺蕩えて流れるように、
堕ちる。
深淵へ。
ゆっくり溶けてゆくのは砂糖菓子みたいな雫
突き刺さるような感覚が雨垂れのようにね
でももっと見ていたくなるね
この暖かい光は本当に
どんなにつらい状況でも一瞬目を奪われてしまう
何という飽食かと
思ってしまうよ。
漏斗の先がすっぽり入ったなら
次は何を注ぎ込もうかな。
熱いのか冷たいのか
中を覗き込まれるのか
そんな事を想像したのでしょう?
行為の先の妄想、それこそが。
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